本書は、TouchDesignrの導入から丁寧に解説され、これから始めようとしている初心者にはとても良い本です。

TouchDesignerはリアルタイム表現にとても強く、作業プロセスをもリアルタイムで視覚化を行います。

触ってみて驚くのは、3D表現にて、今までTouchDesigner以外のプログラミングツールで時間をかけていて書いていたコードがあっという間に具現化できてしまう事です。これは、3DCGソフトウェアHoudiniが元になって開発され、TouchDesignerに継承されているというのが要因です。

本書は、基礎的な内容だけでなく、実践的な応用もいくつか紹介されているので、アイデア創出など、ある程度触った事ある中級者にも面白い内容です。

個人的に現時点でまだ試していなくて気になった項目に、デバイス連携があります。TouchDesingerは様々なデバイス連携ができ、身近なデバイスとして、LeapMotionKinect V2(Windowsのみ)、Aruduino(シリアル通信)などの連携方法も紹介されています。LeapMotionとArduinoが手元にあるので今後実践を行おうと思います。

※上記写真は購入当時の初版ですが新しい【改訂第2版】が出ています。下記内容にて。

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Visual Thinking with TouchDesigner プロが選ぶリアルタイムレンダリング&プロトタイピングの極意[改訂第2版]

初版/ 2021.7.29
ページ数/328ページ
出版社/ビー・エヌ・エヌ
言語/日本語

【Amazon.co.jp で購入】

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”Books”では、”barbe_generative_Library”として、
barbe_generative_diary の創作において実際に購入し、読んだ本を紹介します。

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