Date:2023-10-03
音を読む、音を探求する、音の本 3選|bgd_library
「音」の魅力を伝える本を紹介します。barbe_generative_diaryにてライフワークとして行なっているフィールドレコーディングでは日々様々な音の面白さに気付かされます。紹介する本では、ひとりひとりが持つ様々な経験から得られた音の魅力を伝えてくれます。
「音」の魅力とは。
barbe_generative_diaryではアート素材収集として“フィールドレコーディング”を行なっています。音の魅力は、聴覚という曖昧な感覚器官によって、時間の流れとともに、その時の“自身の記憶”と深く結びつき変化するところにあります。
実際にレコーディングを行なっていると、「耳で聴いた音」「録音でモニタリングで聴いた音」「録音後に聴いた音」ではその時々で感じ方に変化が生まれます。
本記事は、そんな“音の魅力”を伝える本3選です。
音を読む、音を探求する本 3選|bgd_library
音、音、音。 音聴く人々 – オーディオテクニカ
なぜ人は「音」に感動するのか?その答えが、ここにあります。坂本龍一、渡辺香津美、村治佳織、鈴木雅明をはじめ、アラン・パーソンズ、フィル・ラモーン…など、「音」に名匠たちに聞く、音のお話です。2012年に日本のオーディオメーカー、オーディオテクニカが発行した「音」の本。
私たちの生活空間は、“それがない場所がない”といっても良いくらい、多くの『音』に満たされています。普段、あまり意識することのない「聴くこと」「聴いていること」とはどういうことだろうか。本書では、音楽家、音楽プロデューサー、録音エンジニア、サウンドデザイナー、音響設計者など、さまざまな現場で音に携わる“音のプロフェッショナルたち”のインタビューをもとに、音の魅力に迫ります。録音と再生の歴史を紐解き、音の原点を追求しています。音の深遠なる世界が詰まった1冊。
自然のメッセージを聴ことが
芸術の始まりだと思うんです。
それは、“気配を感じること”なのかもしれない。
(坂本龍一)
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► 『音、音、音。 音聴く人々』(オーディオテクニカ)
初版/ 2012.5.28
ページ数/139ページ
出版社/幻冬舎
言語/日本語
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LISTEN. – 山口 智子
大地に根づいた音楽から感じる「生」のエネルギー、
心に残った人々との出会い。
旅によって生まれた音と魂との共鳴を
俳優・山口智子が綴る、音の千夜一夜。
俳優 山口智子さんのライフワークである、未来へ伝えたい「地球の音楽」を映像ライブラリーに収めるプロジェクト“LISTEN.”。10年にわたって26か国を巡り、250曲を越す曲を収録してきたその旅の記憶を、美しい地球の風景や、人々の営みの記録とともに綴っています。
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► 『LISTEN.』(山口 智子)
初版/ 2022.8.26
ページ数/636ページ
出版社/幻冬舎
言語/日本語
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フィールド・レコーディング入門 響きのなかで世界と出会う – 柳沢 英輔
フィールドレコーディングの魅力を初心者にも分かりやすく解説する本書。「フィールド・レコーディングとは何か?」「音とは?」「聴くこととは?」など、「歴史や理論」はもちろん、「実践的な機材の紹介・録音方法や環境の作り方」などを学ぶ事ができます。
音への探究、音の魅力が十分に詰まった一冊。フィールドレコーディングを通して、普段気が付かない音の魅力に気づかせてくれる内容です。
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► 『フィールド・レコーディング入門 響きのなかで世界と出会う』(柳沢 英輔)
初版/ 2022.4.26
ページ数/302ページ
出版社/フィルムアート社
言語/日本語
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